台湾行きの航空券とパスポートの姓名が逆で飛行機に乗れない!?ミスして学んだ教訓

旅行の準備は万端!
荷物も詰めたし、雨具も持ったし、完璧!
……そう思っていた私を待ち受けていたのは、まさかの大事件でした。


2025/9/20(土曜日)「オンラインチェックインが可能となりました。」

そんなお知らせが届いた出発48時間前。

しかし、予約番号を入れ、名前をいれても、表示される

ご予約が確認できません」。の文字。

おやおやおや・・・?と、ここで改めて疑問に思ったのです。

実は、チャイナエアライン(中華航空)にアカウントを持っているはずなのに、数日前から航空会社の予約を確認しようとしても毎回「ご予約が確認できません」の文字が表示されていたのです。

このときは悠長に構えていました。

悠長にしていた理由は、今回の旅行はVトリップというカード会社の旅行サイトを経由して予約しており、その中の注意文に

「一部の航空会社では、航空会社のWEBサイト以外で予約された場合、オンラインでの予約管理ができないことがありますが、予約は確定されており、出発日に空港でチェックインが可能です。」

とあったので、なにかしら航空会社との連携が悪いのかなあ、という認識でした。

しかし、オンラインチェックインの可能だという連絡が来たからには、オンラインチェックインができるはずなのです。なのに、「ご予約が確認できません」。

嫌な予感。

試してみました。

名前と苗字を入れ替えて、ログインを

・・・なんということでしょう。ご予約が確認できてしまいましたヤバい

画面を覗くと、航空券には 「TARO SUZUKI(仮)」
一方パスポートには 「SUZUKI TARO(仮)」

……はい、完全に逆。
血の気が一瞬で引きました。

旅行会社から届いたメールには下記のような記載があったのです。

ご確認ください

旅程表を受け取った後、氏名のスペルなどの乗客情報を再確認してください。予約に記載されている氏名は、旅行で必要な身分証明書の氏名と正確に一致している必要があります。

予約後の氏名の訂正は、航空会社により許可されていません


「飛行機に乗れないかも?」大パニック

頭の中では最悪のシナリオがぐるぐる。

  • このまま飛行機に乗れない?
  • ホテルはキャンセル?
  • 旅行代金パー??

「いやいやいや、嘘でしょ!?😱」
内心はパニック。

そして現在の時間は土曜日の深夜0:00。出発は月曜。

チャットボットに連絡するも、

「そのお問い合わせ内容は、有人カスタマーにてお問い合わせを営業時間内にお電話にて、お願いします」の、
無情なる案内。

有人カスタマーセンターはすでに20:00に、終わっています。助けて。


旅行代理店でも、どうにもできない

出発前日の日曜日、Vトリップカスタマーセンターへ電話。
電話口のお姉さんは真摯に聞いてくださり、たしかに、航空券とパスポートの姓名が逆になっている、と裏取り。
「至急、航空会社に変更可能か確認します。30分から1時間、最大2時間ほどお待ち下さい」とのこと。

待ちます待ちます、なんとかなるならいくらでも。

旅の前日は何も予定を入れていなくてよかったです。

あらためて、大変まずい状況であることを痛感。

なんとかなれー!!

1時間半後に折り返しがあり、
「当社(Vトリップ)にて変更できるかもしれないと航空会社が言っているので、試してみます。
ただ、手数料がかかり、変更できた場合は米ドルで20ドルを5分以内に支払って頂く必要があります。
現在チェックインされているので、引き戻しをしてください」
とのお話があり、電話を繋いだまま、PC立ち上げて、チェックインを引き戻しました。

「再度、代理店の弊社にて変更可能かトライします、1時間ください。」とのことで、あらためて待つことに。

な、なんとかなりそう?なんとかなる??

待っている間にひたすら同じような経験の方の、なんとかなった経験談がないか調べました。

結果、どうにもこうにも希望が薄い。

曰く、

『航空券取り直し(空きがあれば)』
『航空会社によっては変更不可』
『航空券取り直しになるか、変更できるかは航空会社による』
『国際線の名前違いは絶対に放置するべからず』
乗れませんでした

ヤダー!!!!

そして、10分後に折り返しが来ました。嫌な予感。

・・・申し訳ございません、弊社システムでは変更できませんでした

ヤダーーーー!!!(号泣)


なんとかなりません?(なりません)

Vトリップ側でどうにもならず、航空会社である中華航空は土日はお休みのため、航空券手続きに関しては中華航空のカスタマーサービスでも、手も足も出ないのだそう。

尽力してくれたVトリップのかたより

『中華航空のカスタマーの方いわく、「明日、カウンターが7時に開くので、チェックインカウンターで名前の変更ができるかを確認してみてほしい」とのお話がありました。その場合、おそらく、変更可能と思われる、ともお話がありました。ただ、カウンターでの操作はできた場合には手数料が最大で米ドルで60から80ドル(本日のレートで11831円)かかるそうです。」
との説明。

私「へ、変更できるのなら支払います。でも変更できなかった場合は・・・」

V「乗れません

私「払い戻しも変更も・・・

V「・・・できません・・・」

そ、そっか〜・・・・。そっか〜〜〜〜〜〜〜(大の字の気持ち)。

『チェックインは外したまま、カウンターへご確認ください』

ともお話があり、ご尽力ありがとうございました、と電話を切り、

とりあえず、始発で成田空港へ行くために寝ました

現実逃避とも言います。


なんとか解決(でも心臓に悪い)

意外と、安眠しました。

なるようになる。というよりも、もはやカウンターで聞くという最後の手段しかないからかもしれません。

いい朝焼けですね・・・とぼやきながら成田空港へ。

着いたらちょうどチェックインカウンターに明かりが灯るところでした。

チャイナエアラインと書いてありますが、どう見てもいらっしゃるのはJALの皆さん。

震えながら係員さんに

「すみません……、航空券の名前と苗字が、パスポートと逆で…。代理店で購入したので代理店相談済みですが、どうにもできず、昨日は航空会社さんお休みとのことで、カウンターでお話するようにと…」と相談したところ、

「あっ…!!中華航空へ確認いたしますね」
とのこと。

神様、仏様、航空会社様…!)

祈ること15分。

「お待たせ致しました。手数料が米ドルで80ドルかかってしまいますが、変更のお手続きをさせていただきますと。

ありがとう…!!ありがとう…!!!JALさん…!!!

本日のレートで1万1810円の出費です。ぶっちゃけ、大ダメージです。

でもそれでも、なんとありがたいことか。

「ご注意点がございまして、予約時とお名前が異なりますため、万が一の際に保険会社から保険が下りないといったリスクがございます。そちら、ご了承のほどお願い致します」

といったお話がありました。

こういう時に限って、旅行保険もかけており、台風で飛ばなかった場合のキャンセル補償もつけていました。

ということは、もちろんパァです。やむなし。致し方なし。あまりにもダメージが大きい。

しかし、手数料と保険がおりないという深手を負いましたが、飛行機に乗ることができました。もし修正できない航空会社だったらチケット買い直しになっていたかもしれません。


本当に、旅が始まる前から寿命が縮む思いでした。


航空券とパスポートの名前が違うとどうなる?

ここからは真面目に解説です。

  • 姓と名が逆
  • スペルミス
  • ミドルネームの有無が違う

こういった違いがあると、チェックインできない/搭乗拒否される可能性があります。
特に国際線は「完全一致」が必須条件。


姓名が逆でも飛行機に乗れるのか?

ケースによります。

  • 大手航空会社 → 手数料で修正できることが多い(らしい)
  • LCC(格安航空会社) → 修正不可で再購入になる場合も

つまり、運とタイミング次第で天国か地獄か分かれるんです。


名前を間違えたときの対処法

もし航空券とパスポートの名前が違うと気づいたら、すぐに行動!

  1. 航空会社に連絡する(最優先)
  2. 代理店経由なら代理店に相談
  3. 空港カウンターでも諦めずに交渉

早めに動けば、修正できる可能性が高まります。


間違えないためのチェック方法

もう二度と同じ失敗をしないために…。

  •  予約は パスポートを手元に置いて入力
  • LAST NAME(姓)、FIRST NAME(名) の順番を確認
  • クレジットカードの名前の記載と、パスポートの名前の記載方法は異なる。何度も記載があっているか、確認する。
  • 予約完了メールで すぐにアルファベット表記をチェック
  • 予約確認が航空会社で取れない場合は、念の為にはやめに代理店に相談
  • 不安なときは航空会社サイトの入力例を確認

場合によっては、航空会社直接購入のほうが、変更対応できて、スムーズに行く場合もあるようです。


まとめ

  • 航空券とパスポートの名前は「一字一句一致」が必須
  • 姓名が逆だと、最悪は搭乗拒否のリスク
  • 修正できる場合もあるが、再購入のケースも
  • 防止策は「パスポートを見ながら入力&予約直後の確認」

旅行は楽しいものですが、ちょっとした確認不足で冷や汗をかくことになります。
私の失敗が、これから旅行に行くみなさんの役に立てば嬉しいです。

どうか皆さん、私のように 航空券を見て青ざめる前に「姓名チェック」 をお忘れなく!

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